#DIV/0!

無難に生きています。

ブログのタイトルの話。

本当は最初に書かなくてはいけなかった話題かもしれないなと思ったので、ブログのタイトルの話をしようと思います。

 

先の投稿の通り、僕は20年間孤独に生きてきた。

もちろん完全な孤独などありえない。家族、学校というコミュニティに於いての必要最低限の友人、バイト先の同僚程度くらいしか知り合いと呼べる人間はいない。

 

タイトルの「#DIV/0!」はエクセルで使われるエラーの名称なのだが、意味は「値を0で割っているよ」という意味。引いては「存在しないよ」ということだと解釈している。

 

 

chocolattan.hatenadiary.com

 初めての投稿記事の通り、僕は無難に生きている。大きな失敗をしたことはないが、まともな成功を成し遂げたこともない。

そんな自分に本当に価値はあるのか。達成感を味わったことのない人間に価値はあるのか。

 

『#DIV/0!』

 

なんのこっちゃと思うかもしれないけれど、つまりは自分のことを指しているのです。

 

存在しないもの。

 

そんな存在しない者の、心の叫び、ちょっと嬉しかったこと、わからないこと、そんなことを日記的に記していくことができればと思い、このブログを始めてみました。

 

どうか御慈愛下さい。

わからない。

人の考えていることがわからない。

 

それは当然だと言われれば

その通りだね

と答えるのだが、相手の考えてることがわかれば、こんなにも掌の上で転がされることなどなかっただろう。

 

君の曖昧すぎる返事を解釈するだけでどれだけ振り回されているのかわかる?

本当はどう思っているの?

 

そんな事を考えながら、また駅が一つ流れていった。

そんな平日半ば。

会いたい。

人に会いたいなんて思ったことがなかった。

 

しかしここ最近、異常に人に会いたい。

誰かと話したいわけではない。しかし誰かと一緒にいたい。

 

まだ感性が死んだわけではなかった。僕にも人間らしいところは残ってた。

 

「寒いね」

「寒いね」

 

会話はそれだけでいい。それ以外は言わず、僕の隣にいて欲しい。

 

誰か僕を見つけて欲しい...

無難に生きています。

毎日無難に生きている。

20年間生きてきて感じたことは、ダメな子供がそのままダメな大人になったような人が本当に多い。結局ダメなりになんとか生きていけると安心する。

 

毎日楽しいか?楽しいわけがない。

 

ただ用意されたレールの上をのんびり進む毎日。

失敗することなどない。でも失敗したことがないのは僕の人生において重大な欠陥であるとしか思えない。

 

人生20年目にして願うことは「一度盛大に失敗させて欲しい」

 

そんなことをさせてくれる世界に生きたい。